2025年2月13日に大手町サンケイプラザで「JIKEI透析研究会2025」が開催されました。
この研究会は我々慈恵医大腎臓・高血圧内科グループと透析関連施設の方々が一堂に会し、最新のトピックについて勉強した後に、懇親を深めることを目的としています。 コロナ禍のために開催形式を制限してきましたが、今年は、コロナ禍前と同じ、完全現地開催での開催となりました。
一般演題では我々のグループの山田琢先生からCKD-MBDについてのご自身の研究結果と高リン血症治療薬についてをわかりやすく説明してくださりました。
特別講演では慈恵医大、精神神経科の鬼頭伸輔先生から「透析患者の認知機能に関する検討」という題名で、うつ病、認知症、不眠症という我々が頻繁に遭遇する精神科疾患について、病態や診断法、治療法についてわかりやすく説明していただき、とても勉強になりました。
講演会の後の懇親会でも、我々医局員と透析関連施設の方々とで、Face to faceでのお話しをすることができ、とても、盛り上がっていました。
発表された先生方、参加された先生方、本当にお疲れ様でした。
当日のプログラムは以下の通りでした。
【総合司会】丹野 有道 先生
Opening Remarks 大城戸 一郎 先生
第1部:一般講演
【座長】 倉重 眞大 先生
【演者】 医療法人社団 慈友会 山田内科 院長 山田 琢 先生
「副甲状腺組織でのFGF23とGcm2の関連性の解明 ~リンコントロールの新たな展開~」
第2部:特別講演
【座長】 丸山 之雄 先生
【演者】 東京慈恵会医科大学 東京慈恵会医科大学 精神医学講座 主任教授 鬼頭 伸輔 先生
「透析患者の認知機能に関する検討」
Closing Remarks 横尾 隆 先生
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