腎臓再生研究に関しまして(患者様および医療関係者各位へ)

当科腎臓再生チームの研究内容につきまして、以前より各種メディア等で研究に関する記事を取り上げていただいており、その後今日まで多数のお問い合わせをいただいております。現在、相談のための診療予約が入り、通常の一般診療や研究業務に支障をきたす事態を招いております。誠に申し訳ございませんが、腎臓再生に関するご質問等での診察予約は受け付けておりません。また、現時点で再生治療の被検者様募集(治験)などは一切行っておらず、治験等に関する個別のお問合せについてはご遠慮申し上げております。この点、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。尚、患者様個人からのご寄付につきましても遠慮させていただいております。腎臓再生研究につきましては、進捗があり次第、当ホームページへ掲載予定でございますので、随時ご覧くださいますようお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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2025年2月22日更新

 

当科 大学院生 久保 英祐 医師の研究論文

「Tonsillectomy in Immunoglobulin A vasculitis with nephritis: case series」

がCEN Case Reports誌(日本腎臓学会誌)に掲載されました。

 


IgA血管炎による腎臓病は、特に成人例において治療抵抗性となることが多く、標準治療が確立されていないのが現状です。

本研究は、慈恵医大関連6施設でIgA血管炎と腎生検診断され、口蓋扁桃摘出術を施行した12例の症例集積研究です。

 

これまでIgA血管炎に対する口蓋扁桃摘出術の有効性を示唆する1例報告は散見されましたが、本研究は12例の臨床経過を詳細に記述したケースシリーズとして世界初の報告になります。

 

今後の標準治療確立に向けて貴重な知見となることが期待されます。

 

論文はコチラです(外部サイトにリンクします)。

 

久保先生、春原先生、おめでとうございます!

 

これからもますます張り切って研究に、臨床に頑張ってください!