腎臓再生研究に関しまして(患者様および医療関係者各位へ)

当科腎臓再生チームの研究内容につきまして、以前より各種メディア等で研究に関する記事を取り上げていただいており、その後今日まで多数のお問い合わせをいただいております。現在、相談のための診療予約が入り、通常の一般診療や研究業務に支障をきたす事態を招いております。誠に申し訳ございませんが、腎臓再生に関するご質問等での診察予約は受け付けておりません。また、現時点で再生治療の被検者様募集(治験)などは一切行っておらず、治験等に関する個別のお問合せについてはご遠慮申し上げております。この点、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。尚、患者様個人からのご寄付につきましても遠慮させていただいております。腎臓再生研究につきましては、進捗があり次第、当ホームページへ掲載予定でございますので、随時ご覧くださいますようお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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2022年2月26日 

当科所属の大庭医師および佐々木医師による原著論文2報がKI Reports Top 10 Articles for 2021に選出されました!

 

KI Reports Top 10 Articles for 2021は国際腎臓学会(ISN)の発行する雑誌Kidney International Reports (KI Reports)に2021年に報告された論文の中から重要な論文が選出されます。

リンクはこちら

 

今回、選出された論文は下記の通りです。

大庭医師の論文

Oba R, Kanzaki G, Sasaki T, Okabayashi Y, Haruhara K, Okabe M, Yokote S, Koike K, Hirano K, Okonogi H, Tsuboi N, Yokoo T. Long-Term Renal Survival in Antineutrophil Cytoplasmic Antibody-Associated Glomerulonephritis With Complement C3 Deposition. Kidney Int Rep. 2021 Aug 12;6(10):2661-2670. doi: 10.1016/j.ekir.2021.08.005. PMID: 34622105; PMCID: PMC8484117.

ANCA関連糸球体腎炎は、急速な腎機能障害をきたす重要な疾患です。本疾患では、補体系の役割は限定的であると考えられてきましたが、近年の動物実験により、補体の活性化がその病因として重要であることが示唆されています。

本研究は、病理組織学的なC3沈着を有するANCA関連糸球体腎炎患者さんの長期予後を検討した初めての報告であり、C3沈着が主要複合エンドポイント(eGFRの30%低下、ESKD、死亡)発症リスクの増加と関連することを明らかにしました。

本研究によって、ANCA関連糸球体腎炎患者さんにおいて、C3沈着が腎予後に関連し、臨床的に重要な情報を提供することが明らかとなりました。

 

佐々木医師の論文

Sasaki T, Nakagawa K, Hata J, Hirakawa Y, Shibata M, Nakano T, Tsuboi N, Oda Y, Kitazono T, Yokoo T, Ninomiya T. Pathologic Diabetic Nephropathy in Autopsied Diabetic Cases With Normoalbuminuria From a Japanese Community-Based Study. Kidney Int Rep. 2021 Sep 22;6(12):3035-3044. doi: 10.1016/j.ekir.2021.09.007. PMID: 34901572; PMCID: PMC8640559.

 

本論文の内容は過去の記事で紹介されています。

過去の記事のリンクはこちら

 

大庭先生、佐々木先生 おめでとうございます!

これからもますます頑張ってください!