2019年12月6日に愛宕電解質セミナー ~酸・塩基平衡を極める~ が開催されました。
本研究会は、当科と聖路加国際病院 腎臓内科との合同の勉強会として開催されました。
講演1は丹野有道先生の座長で、聖路加国際病院の長浜正彦先生から「よくわかる酸塩基平衡 ~古典芸能と最近の話題~」のご講演でした。普段から、水・電解質について、指導されている長浜先生のご説明は、大変わかりやすく、日常臨床の”即戦力”になるようなご発表でした。
次に、講演2は横尾隆教授の座長で、滋賀医科大学総合内科学講座(地域医療支援)准教授、国立病院機構 東近江総合医療センター 総合内科部長の杉本俊郎先生から「皆んなで仲良く酸塩基平衡異常の病態を解釈しよう」のご講演でした。水・電解質のエキスパートである杉本先生のご発表は、迫力があり、圧倒されるものでした。酸塩基平衡の解釈には様々なモデルがあり、我々も混同していますが、これらをわかりやすく説明していただき、とても意義深いご講演でした。
ご発表いただいた先生方、ありがとうございました。
参加された先生方、今回の内容を日常臨床に生かしていきましょう。