腎臓再生研究に関しまして(患者様および医療関係者各位へ)

当科腎臓再生チームの研究内容につきまして、以前より各種メディア等で研究に関する記事を取り上げていただいており、その後今日まで多数のお問い合わせをいただいております。現在、相談のための診療予約が入り、通常の一般診療や研究業務に支障をきたす事態を招いております。誠に申し訳ございませんが、腎臓再生に関するご質問等での診察予約は受け付けておりません。また、現時点で再生治療の被検者様募集(治験)などは一切行っておらず、治験等に関する個別のお問合せについてはご遠慮申し上げております。この点、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。尚、患者様個人からのご寄付につきましても遠慮させていただいております。腎臓再生研究につきましては、進捗があり次第、当ホームページへ掲載予定でございますので、随時ご覧くださいますようお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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2025年4月2日更新

 

柏病院の清水昭博先生 筆頭著者の論文

The Cardio-ankle Vascular Index Predicts Long-term Kidney Prognosis in Non-diabetic Chronic Kidney Disease Patients Who Underwent Kidney Biopsy

が、米国腎臓学会のofficial journalであるKidney360にオンライン掲載されました!

 


血管の硬さ(stiffness)の包括的な指標であるCAVIは、脳心血管疾患のリスクを反映することが報告されていますが、腎機能予後との関連を検討した研究はあまりありません。 


本研究では、腎生検を受けた非糖尿病性慢性腎臓病患者を対象として、腎生検時CAVIと長期腎臓予後との関連性を検討しました。

 

その結果、 ①主要アウトカム(ベースラインからのeGFR30%低下またはESKD)に達した患者群では有意にCAVIが高値、②ROC解析によりCAVIカットオフ値7.7、③カプラン・マイヤー法によりCAVI≧7.7群ではCAVI<7.7群よりも転帰なし生存確率が有意に低値、④腎病理所見とCAVIとの間には一貫した傾向は認められなかった。 ことが明らかとなりました。

 


本論文は、腎生検時測定CAVIが、非糖尿病性慢性腎臓病患者の長期腎予後と独立して関連していることを示しており、腎生検入院時の腎病理や腎機能とは異なる腎予後予測因子として利用できる可能性を示しました。

 

リンクはこちらです(外部サイトへリンクします)

 

清水先生、小此木先生、おめでとうございます!

 

みなさま、ぜひご覧ください!