2021年8月26日
港区で7月より始まった「微量アルブミン尿検診」に関連して、港区健康講座で当科助教 松本 啓 が講演いたしました。
40歳代〜80歳代までの患者さんやご家族の方にご参加いただき、換気十分な施設(外気温35度!)にて満員御礼で開催されました。
尿検査の見方から、腎臓の役割、糖尿病性腎症や糖尿病性腎臓病(DKD)、慢性腎不全から末期腎不全まで、高血圧症や糖尿病、脂質異常症の管理がとても大事であることをお話しさせていただきました。
会場の皆様は大変しっかりと聞き入っておられ、質疑応答も活発に行われました。
微量アルブミン尿検診は自治体として行なっているところはまだ少なく、港区医師会、みなとCKD連携の会、そしてみなと保健所の先生方、スタッフの方々を含めた多くの方の努力によってスタートした検診事業です。
一人でも多くの方の疾病が早期発見され、治療や指導につながりますように、 当科一同、祈念しております。
「成人の8人に1人は慢性腎臓病(CKD)です」パネルを持って福井先生も駆けつけてくれました。
参加された皆様、ありがとうございました!