2022年 3月1日 15時 プレスリリースです。
当科 横尾 隆 主任教授らによる研究グループは、大日本住友製薬株式会社との共同研究で、ブタ腎臓の移植手術は胎仔の腎臓を用いることにより拒絶反応が弱くなることを世界で初めてサルを用いた実験により証明しました。
【概要】この研究ではブタの腎臓と、ブタ胎仔の腎臓を免疫抑制薬を投与したサルに移植し、拒絶反応を評価したものであり、胎仔腎臓の方が拒絶反応が弱いことが確認されました。
横尾教授チームが推し進めるキメラ臓器による「胎生臓器補完法」 のヒト臨床応用への土台となる研究成果です。
本研究は、以下の支援を受けて実施されました。
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)再生医療実用化研究事業 研究開発代表者:横尾 隆
研究の詳細はプレスリリースをご確認ください。