2022年12月4日(日)にTerumo PD/VA Simulation Seminar For Teamがテルモメディカルプラネックスで開催されました。前回は2009年に開催されており、今回はコロナ禍の影響を受け、3年ぶりの開催となりました。当科からは、例年通り、講師として丹野有道先生、丸山之雄先生、松尾七重先生が参加しました。
.
これは2009年から続いている伝統のあるもの研修会であり、テルモ株式会社のバックアップの元、若手腎臓内科医の方々に、ブタの腹膜や血管を用いて、腹膜透析用カテーテル挿入や、血液透析用の内シャント造設の手術を体験していただきました。自施設では、なかなか手術が行えない環境であっても、シミュレーションでのトレーニングを行っていただき、とても有意義な体験になったのではないかと思います。
.
また、多数の透析医療に従事していただく看護師さんにも参加していただき、腹膜透析患者さんの居宅を再現した”居宅モデル”を用いて、患者さんのケアや装置の操作法などを、同じく、シミュレーションとして学んでいただきました。また、通常診療では参加することの困難な手術室にも入っていただき、どのような処置が行われているかを実際に、手を動かしながら体験していただけました。
.
参加していただいた方々、本当にお疲れさまでした。
また、テルモの方々、ご協力ありがとうございました。
.