患者さんの診療を通じて得られた情報を分析して新たな医学的知見を得るため、当科(附属病院、葛飾医療センター、第三病院、柏病院)では診療データを研究利用することがあります。
研究利用する際は、できる限り対象となる方には研究概要を説明し同意を得るよう努めていますが、過去の診療録等を研究利用する場合などにおいては個々に同意を得ることが困難な場合があります。
このような研究を行う場合、倫理委員会で審査の上、承認された後、研究の情報を公開し、対象者へ拒否の機会を設けて実施しています。
2005年4月1日より2015年8月31日までに患者さんの登録を行い、2021年5月31日まで診療情報を収集しました
「IgA腎症の腎病理所見と予後の関連に関する前向き多施設共同研究(Japan IgA nephropathy cohort study: J-IGACS)」
は収集されたデータを用いて新たな知見を得るために二次研究の実施を計画しております。
本研究は全国44施設からなる多施設共同研究であるため、各施設の倫理委員会で審査され承認後に研究の情報を公開いたします。
本学を含めて上記に該当する研究課題をこちらで提示いたします。
ご自身の情報など研究に使われたくないなどとお考えの方は、情報公開文書に記載されている問い合わせ先までご連絡ください。
なお、お申し出いただいた場合でも診療に不利益を受けることはありません。