2024年2月22日に大手町サンケイプラザで「JIKEI透析研究会2024」が開催されました。
この研究会は我々慈恵医大腎臓・高血圧内科グループと透析関連施設の方々が一堂に会し、最新のトピックについて勉強した後に、懇親を深めることを目的としています。 コロナ禍のため休会を余儀なくされていましたが、昨年、リモート形式で開催し、今年は懇親会も行うことができました。
一般演題では我々のグループの森下将充先生からCKD-MBDについてのご自身の研究結果と院長を務めていらっしゃる森下記念病院の現況をわかりやすく説明してくださりました。
特別講演では慈恵医大、循環器内科の吉田純先生から僧帽弁閉鎖不全症に対するMitraClipについてのご講演がありました。透析患者さんは開心術のリスクが高く、心臓弁膜症の治療が困難でしたが、本邦はカテーテルを用いた治療であり、低侵襲で、弁膜症による心不全を改善させることができる魅力的な治療法であることがよくわかりました。本当にありがとうございました。
講演会の後の懇親会でも、久しぶりに我々医局員と透析関連施設の方々とで、Face to faceでのお話しをすることができ、とても、盛り上がっていました。
発表された先生方、参加された先生方、本当にお疲れ様でした。
当日のプログラムは以下の通りでした。
【総合司会】丹野 有道 先生
Opening Remarks 大城戸 一郎 先生
第1部:一般講演
【座長】 山本 泉 先生
【演者】 森下記念病院 病院長 森下 将充 先生
当院におけるCKD-MBDの現状と課題~フォゼベルへの期待を含めて~
第2部:特別講演
【座長】 丸山 之雄 先生
【演者】 東京慈恵会医科大学 循環器内科 講師 吉田 純 先生
「アンメットニーズに応える!~MitraClipについて~ 」
Closing Remarks 横尾 隆 先生