2023年5月15日更新
現在留学中の岡林佑典先生筆頭著者の論文
”Single-Nephron Glomerular Filtration Rate in Different GBM Stages of Membranous Nephropathy”
がASN公式ジャーナルKidney360に掲載されました。
膜性腎症のモデルとして有名なHeymann腎症では疾患進展による糸球体基底膜(GBM)の肥厚に伴い単一ネフロンGFRが漸減することが古くから観察されていました。今回、膜性腎症患者の単一ネフロンGFRを当科考案の新規法により計測し、主要な臨床病理交絡とは独立してGBM病期分類と関連することを臨床で初めて証明しました。
腎濾過機能の低下過程において疾患特異的なGBM構造病変の役割を示す重要な知見です。
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