2020年1月16日に東京會舘で第14回 JJK 東京 腎・脈管フォーラムが開催されました。
この研究会は慶応義塾大学 腎臓内分泌代謝内科、順天堂大学 腎・高血圧内科、そして当科の計3大学の腎臓内科医の勉強会であり、今回で、実に14回目となる伝統のある研究会です。
【レクチャー】
「合併症抑制を目指した血糖状態に応じた治療方針と薬剤選択」
順天堂大学大学院医学研究科 腎臓内科学 先任准教授 合田朋仁先生
【一般演題】
「DNA修復因子KAT5はポドサイトの形質維持に必須であり、糖尿病性腎症の新規治療標的となりうる」
慶応義塾大学医学部 腎臓内分泌代謝内科 菱川彰人先生
「慢性腎臓病患者におけるSoluble Klothoの影響について」
東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科 中島章雄先生
特別演題
「進行性腎臓病の病態と臓器連関」
金沢大学大学院 腎臓内科学 教授 和田隆志先生
和田先生のご講演は、腎臓病の進展にかかわる新たな因子を探索する研究についてであり、心臓や腸内細菌の役割を含め、未来の腎臓病治療に向けて、夢のあるお話でした。
和田先生、ありがとうございました。
参加された先生方、お疲れさまでした。