腎臓再生研究に関しまして(患者様および医療関係者各位へ)

当科腎臓再生チームの研究内容につきまして、以前より各種メディア等で研究に関する記事を取り上げていただいており、その後今日まで多数のお問い合わせをいただいております。現在、相談のための診療予約が入り、通常の一般診療や研究業務に支障をきたす事態を招いております。誠に申し訳ございませんが、腎臓再生に関するご質問等での診察予約は受け付けておりません。また、現時点で再生治療の被検者様募集(治験)などは一切行っておらず、治験等に関する個別のお問合せについてはご遠慮申し上げております。この点、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。尚、患者様個人からのご寄付につきましても遠慮させていただいております。腎臓再生研究につきましては、進捗があり次第、当ホームページへ掲載予定でございますので、随時ご覧くださいますようお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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2018年10月6日から10月7日まで、第24回日本腹膜透析医学会学術集会・総会がJRホテルクレメント徳島で開催されました。
台風の影響で、開催が危ぶまれていましたが、多くの医局員の先生が参加できることができました。
慈恵医大からはシンポジウム 1演題、教育講演 1演題、教育講演 4演題、腹膜病理検討会 1演題、口演 3演題、ポスター 6演題という、非常に多くの発表がありました。
高橋大輔先生、古谷麻衣子先生、寺嶋理沙先生の3名が優秀演題に選出されました。おめでとうございます。
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さらに、我々慈恵医大が最多演題発表施設として表彰されました。これは、普段から、医局員が熱意をもって腹膜透析診療に携わっている結果だと思います。
20181007 JSPD 2018最多演題施設表彰式1
 
以上のように、本学会では腹膜透析領域における慈恵医大の存在感をいかんなく発揮していただいたと思います。
学会に参加された皆さん、本当にお疲れさまでした。特に、台風の影響で、苦労して徳島にたどり着いた方、お疲れさまでした。
20181007 JSPD 2018ポスター集合写真1 20181007 JSPD 2018ポスター集合写真2
20181007 JSPD 2018高橋先生発表 DSC_0150 DSC_0149 DSC_0141
 
20181007 JSPD 2018丸山発表  DSC_0139
 
最後に少し、鳴門のうずしお観光を…
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【シンポジウム】
併用療法の科学的妥当性
丸山 之雄 先生
【腹膜病理検討会】
腹腔鏡所見と極細内視鏡所見の検討―動物モデル(ブタ)での検討―
丹野 有道 先生
【教育セミナー】
長期PD継続対策~何年まで継続可能か~
山本 裕康 先生
内科医によるPDインターベンション
池田 雅人 先生
併用療法の開始基準と離脱基準
松尾 七重 先生
併用療法における食事療法
丸山 之雄 先生
【教育講演】
CKD-MBD診療指針~保存期CKD、PD、併用、HD~
横山 啓太郎 先生
【口演】
中性腹膜透析液における排液中バイオマーカー値の経時的変化
寺嶋 理沙 先生
重炭酸含有中性腹膜透析液における排液中MMP-2/VEGF-A/CCL18の検討
古谷 麻衣子 先生
腹膜透析患者の腹膜機能と可溶性(プロ)レニン受容体との関連
高橋 大輔 先生
【ポスター発表】
多施設共同前向き観察研究によるPD単独からPD+HD併用療法への移行症例の検討
丸山 之雄 先生
糖尿病患者における腹膜透析関連腹膜炎発症率の時代による違い
上田 莉紗 先生
重炭酸含有腹膜透析液に変更後2年での血管石灰化に対する影響の検討
松尾 七重 先生
腹膜透析導入患者における便秘とtechnical survivalとの関連性の検討
本多 佑 先生
McBurney点の下方からアプローチする腹膜透析カテーテル挿入術
小川 恭平 先生
小腸出血を繰り返したEpstein症候群のPD患者の一例
前村 良弘 先生
イコデキストリン透析液によるアレルギー性薬疹と疑われた一例
松本 直人 先生