2018年11月8日にAtago Conference of Diabetic Nephropathyが開催されました。
本研究会は、今回2回目となる糖尿病・代謝・内分泌内科と腎臓・高血圧内科の合同研究会です。
最初に当院栄養部(管理栄養士)の福士朝子先生から「当院における糖尿病透析予防指導の実態調査」についてのご発表がありました。
次に、腎臓・高血圧内科、横尾隆教授より「腎臓再生医療の未来」についての発表がありました。腎臓再生が決して、遠い未来のものではなく、実現可能な段階に近づいていることを、認識できるお話でした。
最後に、糖尿病・代謝・内分泌内科、主任教授の宇都宮一典先生から「糖尿病合併症の抑制を目指して」という題名でのご発表がありました。糖尿病合併症の抑制予防に対しては、血糖管理、血圧管理、脂質管理など集約的治療を行わなければならないことを、ご自身の今までの経験、そして、医療はサイエンスとアートであるというお考えのもとに、お話しされました。非常に、魂のこもったご発表であり、とても感銘を受けました。
司会の三留先生、お疲れさまでした。
糖尿病の重症化予防については、糖尿病内科医と腎臓内科医の連携が必要であり、これらの先生方が一堂に会した今回の研究会はとても有意義なものでした。
発表してくださった先生方、参加してくださった先生方、ありがとうございました。