2024年3月25日更新
久野秀明先生(大学院2年)の論文がCKJに掲載されました!
本研究は、Fractional excretion of total protein(FETP)を用い、膜性患者の腎予後を評価した初めての報告です。
FETPは、蛋白クリアランスをクレアチニンクリアランスで除した計算式で算出でき、腎機能を加味した蛋白尿を表す指標です。
本研究では、膜性腎症においてFETP高値群は腎予後不良であることが明らかになりました。
FETPは一般的な血液・尿検査から算出でき、生検時だけではなく、フォローアップにも使用ができる簡便なマーカーであり、膜性腎症の診療における有用性を考察しています。
論文のリンクはこちらになります。
久野先生、おめでとうございます!
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