第26回移植腎病理研究会が名古屋で開催されました。本研究会は、腎移植患者の長期生着を目指した研究会で、毎年全国から著明な病理医、外科医、内科医が一同に集います。
当科からは以下の発表がありました。
林綾香先生
移植後12年目に発症したPlasma cell-rich acute rejectionによるChronic active T cell-mediated rejectionの一例
池田拓海先生
Accelerated acute antibody mediated rejection加療後3か月で巣状分節性糸球体硬化症が顕在化したABO不適合腎移植の一例
大木悠太郎先生
移植腎生検組織における経時的な交感神経再生に関する臨床病理学的検討
いずれの発表も多くのディスカッションがなされ、大変有意義でした。
さらに、翌日の7/9にはバーチャルスライドによる移植腎病理診断実践セミナー(第11回)が開催されました。
当科から、大木悠太郎先生と池田拓海先生が参加し、専門の病理医から直接指導を頂きました。
参加された先生方、お疲れ様でした。