腎臓再生研究に関しまして(患者様および医療関係者各位へ)

当科腎臓再生チームの研究内容につきまして、以前より各種メディア等で研究に関する記事を取り上げていただいており、その後今日まで多数のお問い合わせをいただいております。現在、相談のための診療予約が入り、通常の一般診療や研究業務に支障をきたす事態を招いております。誠に申し訳ございませんが、腎臓再生に関するご質問等での診察予約は受け付けておりません。また、現時点で再生治療の被検者様募集(治験)などは一切行っておらず、治験等に関する個別のお問合せについてはご遠慮申し上げております。この点、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。尚、患者様個人からのご寄付につきましても遠慮させていただいております。腎臓再生研究につきましては、進捗があり次第、当ホームページへ掲載予定でございますので、随時ご覧くださいますようお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

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2023年5月15日更新

 

現在留学中の岡林佑典先生筆頭著者の論文

”Single-Nephron Glomerular Filtration Rate in Different GBM Stages of Membranous Nephropathy”

がASN公式ジャーナルKidney360に掲載されました。

 

膜性腎症のモデルとして有名なHeymann腎症では疾患進展による糸球体基底膜(GBM)の肥厚に伴い単一ネフロンGFRが漸減することが古くから観察されていました。今回、膜性腎症患者の単一ネフロンGFRを当科考案の新規法により計測し、主要な臨床病理交絡とは独立してGBM病期分類と関連することを臨床で初めて証明しました。

腎濾過機能の低下過程において疾患特異的なGBM構造病変の役割を示す重要な知見です。

 

論文はコチラです(外部サイトにリンクします)

是非ともご覧くださいませ!