腎臓再生研究に関しまして(患者様および医療関係者各位へ)

当科腎臓再生チームの研究内容につきまして、以前より各種メディア等で研究に関する記事を取り上げていただいており、その後今日まで多数のお問い合わせをいただいております。現在、相談のための診療予約が入り、通常の一般診療や研究業務に支障をきたす事態を招いております。誠に申し訳ございませんが、腎臓再生に関するご質問等での診察予約は受け付けておりません。また、現時点で再生治療の被検者様募集(治験)などは一切行っておらず、治験等に関する個別のお問合せについてはご遠慮申し上げております。この点、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。尚、患者様個人からのご寄付につきましても遠慮させていただいております。腎臓再生研究につきましては、進捗があり次第、当ホームページへ掲載予定でございますので、随時ご覧くださいますようお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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昨年 (株)講談社「週刊現代」に、当科教授の意と異なる内容の記事が掲載された件につきまして、医療従事者ならびに透析患者様に対し、大きな誤解と不安、そして多大なるご迷惑をおかけしました。誠に申し訳ございませんでした。
記事掲載後に週刊現代担当者に対して掲載に至った経緯を含め説明を求め、さらに我々の真意を繰り返し説明致しましたところ、講談社幹部、週刊現代担当者の方々にご理解いただき誤解が解消されるに至りました。
 
腎臓再生研究の今後の展開に関し、皆様に誤解のない情報を発信するために、週刊現代担当者より8月6日の合併号への記事掲載のお話をいただきました。また、iPS細胞の第一人者である京都大学iPS細胞研究所所長 山中伸弥教授との対談を企画していただき、再生医療を皆様へ詳しくお伝えする機会として、同合併号にてiPS細胞を使った再生研究の現状と展望、実用化に向けた問題点などを対談させていただいた記事の掲載・動画配信をしていただくこととなりました。
 
今後、腎臓再生を含め我々が様々な研究を進めていくにあたり、研究内容や研究成果を多くの皆様へ配信してくださるメディアの方々との協力は不可欠であり、正しい情報をより多くの方々にお伝えしていただくとお約束をいただき、抗議を撤回させていただくことといたしました。
 
今回の件で医療関係者様や透析を受けられていらっしゃる患者様などには大変なご迷惑をおかけいたしましたが、その中でも「腎臓再生を一日でも早く実現してほしい」という、温かいご意見やご支援も多々頂戴しております。
このホームページから、なるべく早く再生医療を含めました情報を発信できるよう、さらに研究に邁進する所存でございます。
何卒ご支援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学 腎臓高血圧内科 医局