腎臓再生研究に関しまして(患者様および医療関係者各位へ)

当科腎臓再生チームの研究内容につきまして、以前より各種メディア等で研究に関する記事を取り上げていただいており、その後今日まで多数のお問い合わせをいただいております。現在、相談のための診療予約が入り、通常の一般診療や研究業務に支障をきたす事態を招いております。誠に申し訳ございませんが、腎臓再生に関するご質問等での診察予約は受け付けておりません。また、現時点で再生治療の被検者様募集(治験)などは一切行っておらず、治験等に関する個別のお問合せについてはご遠慮申し上げております。この点、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。尚、患者様個人からのご寄付につきましても遠慮させていただいております。腎臓再生研究につきましては、進捗があり次第、当ホームページへ掲載予定でございますので、随時ご覧くださいますようお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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はじめに

私共は、現役医局員が約100名にのぼり、附属4病院や関連病院、あるいは一流企業診療所で勤務しております。また、創設50年を迎え、同窓は約400名を数える国内最大規模の腎臓内科教室です。包括的腎臓病治療を目指し、蛋白尿から腎不全さらに高血圧を対象とした研究と臨床を行っており、症例数が多いのが特徴です。国内外からの評価も高く、同窓の協力体制が整っている当教室で、一緒に腎臓病の研究・臨床をしましょう。


他大学出身の方へ

他大学出身の実績

北海道大 / 弘前大 / 岩手医大 / 東北大 / 新潟大 / 群馬大 / 独協医大 / 筑波大 / 慶応大 / 日本医大 / 日本大 / 東京女子医大 / 東京医大 / 昭和大 / 杏林大 / 東邦大 / 帝京大 / 北里大 / 聖マリアンナ / 東海大 / 山梨医大 / 名古屋大 / 岐阜大 / 京都府立医大 / 広島大 / 久留米大 / 長崎大

グループインタビュー

宜しくお願いします。ではお一人お一人、お名前と卒業年を教えていただけますか。

オオシロ(以下OK):オオシロケンタロウと言います。卒業年は2017年です。

マツモト(以下M):マツモトナオトです。卒業年2012年です。

オカバヤシ(以下OY):オカバヤシユウスケです。卒業年は2010年になります。

カトウ(以下KK):カトウカズヒコです。卒業年は2016年になります。

出身大学を教えていただけますでしょうか。

OK:僕は琉球大学出身になります。

M:出身大学は北里大学です。

OY:えー自分は愛媛大学出身です。

KK:出身大学は聖マリアンナ医科大学です。

なぜ慈恵医大の腎臓高血圧内科を選んだかというのをおひとりずつ。

OK:えと、初期研修の時に専攻を腎臓内科に行こうというのは大まかに考えてまして、腎臓内科といっても糸球体腎炎であったり、透析であったり、透析一つとっても血液透析、腹膜透析、さらに移植などもあると思うんですけれども、その全てを網羅して勉強できる環境というのが慈恵医大にあると感じたのでここに来させてもらいました。

M:えと、慈恵医大は臨床の方も研究の方もどちらも両立してやられており、また、その臨床の幅に関してもかなり多様にやっているといったことが非常に魅力的かなと思いまして、僕は大学院で勉強するためにこちらにきたのですが、研究するにあたって再度臨床に戻ることもできるといった点は魅力的かなと思いまして、慈恵医大を選択しました。

OY:自分も初期研修の時に腎臓内科医になりたいと考えまして、自分は愛媛大学、四国の方から出てきたんですけれども、腎臓内科をやりたいと思った時に、日本のてっぺんを見たいというか、トップを見たいという気持ちで、東京にいる友人であったりとかに聞いた時に、やはり慈恵医大という名前が多々出てきて、やはり自分で実際調べてみても著名な先生方がたくさん、多岐に渡って、腎炎であったり先ほど申しました血液透析であったり多岐に渡って著名な先生方がいらっしゃって、実際見学してみても素晴らしい雰囲気だなというふうに考えて、慈恵医大に来させていただきました。

KK:元々、慈恵医大の腎臓内科に興味があって初期研修を本院の方でやらせていただいて、そこで何ヶ月かまわらさせていただいて、やはりここに非常に魅力を感じて、そのまま後期研修で慈恵医大の腎臓内科を選ばせていただきました。


研究班

研究班の活動

当科では、腎臓・高血圧・痛風核酸代謝に関する臨床に即した重要な研究テーマに関して、各研究班が協力しながらさまざまな研究活動を活発に行っております。

以下に各研究班の研究内容をご紹介いたします。

腎病理班

研究課題


  1. 腎の再生に関する基礎的検討
  2. IgA腎症についての臨床研究
  3. 各種腎疾患における糸球体密度の臨床的意義
  4. 高血圧・加齢と関連する腎障害に関する臨床病理学的検討
  5. メサンギウム細胞の発生・機能に対するVEGFの作用
  6. 二次的podocyte障害とそれに関与する因子

腎生理・代謝班

研究課題


  1. 慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝に関する研究
  2. 腹膜透析に関する研究
  3. 腎移植に関する研究
  4. 多発性嚢胞腎に関する研究

高血圧・尿酸代謝班

研究課題


  1. 慢性腎不全モデルラットに対するT型Caチャネル抑制薬の脳を介した腎保護効果
  2. アデニン誘発腎不全モデルラットにおけるアジルサルタンの腎保護効果の検討
  3. アルツハイマー病モデルマウスにおける脳内アンギオテンシンIIと認知機能障害およびサルコペニアとの関連(熊本大学との共同研究)
  4. 血液透析患者における血清尿酸値が全死亡および心血管事故による死亡に与える影響

働くネフジョ・ネフママ


Neph-jo
Neph-mama

母として、医師として、慈恵医大の腎臓内科で活躍する4名の女性に、
医局の環境やこれからのビジョンについてインタビューさせて頂きました。

お忙しいところありがとうございます。よろしくお願いいたします。それでは、最初にお名前と卒業年数、そして専門の方を教えてください

働くネフジョ・ネフママ

渡邉 真央

W:2011年卒の渡邉真央です。専門は腎炎を専門としています。

K:2009年卒の亀島佐保子と申します。私は代謝班でMBD班というのに属させていただいております。

H:2010年卒の平林千尋です。代謝班で腹膜透析をやらせていただいてます。

WK:2007年卒の渡辺恭子と申します。腎病理班に付属しております。

腎臓内科、慈恵医大を選んだ理由

W:もともと慈恵医大卒で、6年生の時に選択で1ヶ月回って、腎臓は本当にこう難しくて、突き詰めて行くと、なかなかわからないことばかりで、こう一生勉強して行くのに面白いなと思って、腎臓内科に入局しました。

K:腎臓内科ってところをローテーションした時に、そのわからないことがとても多い科で、やっぱりすごくその教えてくださるその上の先生が多かったということと、ほんとにみなさん患者さんの為に一生懸命だったりする姿を見て、私もこういうところで働いて、こういう先生たちみたいになりたいなって思ったのがやっぱり一番のきっかけだったので、それで腎臓内科を選ばせていただきました。

H:私は他大学卒業なんですけど、慈恵医大の柏病院で研修をして、そのとき内科って言うのは実は全く考えてなかったんですけど、研修医で内科を回らせていただいて、内科がやっぱりすごい面白いって思ったのと、、やっぱり尊敬できる、こういう先生になりたいっていう先生方に多く出会えたので、腎臓内科に決めました。

WK:私は海外の大学を卒業しているんですけれども、母校が慈恵医大と姉妹校で、6年生の時に選択実習で慈恵の方に来たんですが、その際、他科を目指していたんですけれども、まあ腎臓内科もその際回らせていただいて、あのほんとに、先生方の腎臓内科医としてだけではなくて、ゼネラリストとしてのスキルと知識が素晴らしくて、それに憧れを持ちまして、あの、卒業した国で、大学病院で、1年間の内科の一般ローテーションを終えた後に帰国しまして、日本の国家試験を受験して慈恵の腎臓内科に入学させていただきました。

子供は何人ですか?

K:女の子の1歳の子どもがいて、ちょっとまだ歩いたりはしないので、まあほんとにそこまでその皆さんほどはそんなに手はかかってないんですけど、これからどんどん子どもが大きくなるにつれて、また変わってくるんだろうなと思っています。

H:今3歳と1歳。もうすぐ4歳と2歳になるお兄ちゃんと妹がいて、今、妊娠9ヶ月で3番目がもうすぐ産まれます。

W:私はもうすぐ3歳の男の子がいるのと、あと今、妊娠9ヶ月でもうすぐ男の子がもう一人増える予定です。

WK:今、あの一人息子がおりまして、であの、今、妊娠5ヶ月で二人目がお腹におります。で、まあ3歳になってからだいぶ楽になったんですけれども、あのう、出産前よりも先ほどもワタナベ先生が仰ったように、全然まあ自分の時間はないように感じがあったんですけれども、まあなんとか両立しながらやっております。

働くネフジョ・ネフママ

平林 千尋

出産前のライフプラン

H:ライフプランに関しては実はあまりそこまで考えていなくて、純粋にあのやっぱり働くのが好きで、ずっと働いて、その働いていく中で、結婚して、妊娠がわかってって言う感じでした。

W:私もまだ、こう、一人目産む前とかはそんなに子どもを持ってる先生って多くなくて、なのでこうモデルにするみたいな先生とかが全然いなかったなという印象があるんですけど、でも全然自分がいつ結婚する出産するっていうことがわからないまま、そのとき見ていた上の先生とかをすごい目標にしていて、研究とかもやってみたいし、先生たちの臨床力もすごいしって思って、もうそれを突き進んで行こうと思ったら、結婚して出産してしまって、ま、そうなったらそうなったで、もうほんとにその後、行き当たりばったりで、今出来ることをやろうみたいな感じに変わっていったので、それまでは全然将来像は、今の状況とは違う感じでしたね。

K:皆さんの仰ってるってことがすごくわかるっていうか、なんかほんとに子どもを産む前とかは自分の時間というのが全部自分に使えるので、ほんとに病院にもやっぱりそのもうほんとにずっといて、仕事とすごく向き合っていたっていうのがあるんですけど、やっぱりそういう子どもを産むと、それが自分だけの時間じゃはなくなるので、あのうやっぱり効率も考えながら、ほんとにワタナベ先生のいったような、自分の出来る範囲で考えなきゃ行けないし、まあでもやっぱりそういうの少しずつ増やして行きたいなっていうのは思ってもちろんいるのと、あとはほんとにその臨床やっていくとけっこうやっぱりわからない疑問とか、けっこう本調べても出てこないことがたくさんあったりするので、そういった疑問をやっぱりこう解決するのに基礎研究の勉強をしたかったので、私はちょっと大学院に一度いっているんですけど、そういったところで勉強したことを今後活かして行きたいなというふうに思っています。

WK:私は本当に行き当たりばったりで、ちょっと計画性がないんですけど、なんかまあとりあえず目の前に目標を立ててそれをひとつずつ乗り切るってことが出産、まあ前にはそこまで考えてなかったんですけど、出産してからそれが目標になったかな、それが精一杯なところになりました。ま、回りの先生方がそれをサポートしてくださるように、くださったので、ほんとに心強かったですし、って感じですかね。

子育ての心配事

働くネフジョ・ネフママ

亀島 佐保子

K:子どもがすごい、まあ、生まれるというのは、もうほんとにみんな共通してすごい嬉しいことだし、ほんとにあの希望と期待がすごい大きいと思うんですけど、やっぱりさっきもっちょっと話してたんですけど、その、復職したときに、まあどうやって両立したらいいかなっていうこと、保育園どうやってあの入れられるところ見つけられるかっていうのがやっぱり一番不安だったんですけど、やっぱりうちの科はけっこう、その働きながらお母さんされている方もいて、相談できる方とか、聞ける方が多かったので、まあそれですごくそういった心配とか悩みが解決できたと思います。

W:生まれるまでやっぱり何もわからなかったので、生まれて、復職が見えて初めて保育園選びとかどうしようって思って、その時に先輩とかに会って、こうこうこうしたとか聞いたりたりとか、あといろんな専門医の受験とかに関してもこうこうこうしたとかそういうところで聞いてやってきたので。

医局として働く環境

H:なんか医局としてやっぱり心強いなって思えるのは、やっぱり人が多いのでマンパワーがあるっていうのがやっぱりひとつ心強いなって言うのと、あとはやっぱりあのう妊娠・出産・育児で臨床から離れてたことがすごい不安だったんですけど、実際復職してみて、現場で毎日学ぶことも多くて、で、そういう風にこう、上の先生方、先輩から学べることとかも、教えていただけることも多くて、実はまあ自分でやること、勉強しなきゃいけない部分もあるんですけど、学びの多い現場と言うか、そういうのにすごい恵まれているなって思うことは思うので、それはすごいいいなって思います。

WK:男性の先生方もお子さんをお持ちの方が、子だくさんの先生もいらっしゃるんで、ほんとになんか色々とアドバイスをくださったりとか。

H:なんか、男性の先生からこうしたらいいんじゃない?とか。病棟長とか実際アドバイスもらって、買い物はこうすると楽だよとか。色々教えてもらえて。

W:大変な環境をすごいわかってくれる。

H:なんか理解してくださるので。困ったこともすごいわかってくださるので。

W:すごい妊娠しているだけでも、「座ってていいよ」とかすごい皆気を使ってくれるので。

WK:教授もけっこうなんか、他で会うと「疲れてない?大丈夫?」とか声をかけてくれるので、みなさんありがたい。

K:特に腎臓内科の男性の先生はすごく気が回るというか、気が使う先生が多くて、それは内科医の細やかさというかそれも含めて。

K:ほんとにそういう勉強、大学院であったリ、勉強の機会だとか、働く機会をほんとに、男女平等にやっぱり与えてくださっているので、それをまあほんとに私たちがどう還元して行くかっていうところで、ほんとにいい機会をたくさん与えてくださっているなっていうのは感じています。

今後のビジョン

W:二人目生み終わって、その後ちょっとまた色々休職とか入っちゃうかもしれないんですけど、でもやっぱり基礎研究はちょっと昔は夢見てたけどそこは諦めて、でも臨床研究だったらまだもうちょっと手を出せるかなと思っていて、子どもがもうちょっと大きくなったらもうちょっと自分の時間も多少は出来ると思うので、そしたら、もうちょっとしっかり臨床はやって、かつそういう臨床研究とかもしっかりやっていきたいなとは思っています。

K:私もちょっと大学院に行っていたので、ちょっとその分のやっぱり臨床経験はどうしても、そこのブランクがあるので、ちょっとやっぱりそこは一生懸命勉強して見直したいというのと、臨床やっているとやっぱりなんでこの患者さんは、あのう、治りにくいんだろうとかそういういろんな疑問とかあると思うんですけど、ま、そういうのを基礎研究で解決できるように学んだ知識を活かしていきたいなと思って、ま、そういうのを学びたい後輩とかにも教えていけるような先輩になっていければと思っています。

H:ちょっと実際、3人目が生まれてみて、どれだけ忙しくなるかっていうのがわからないんですけど、でもやっぱり働くことが好きなので、ま、細く長く臨床もできればいいと思っています。

WK:私も、臨床研究を、時間ができたらやりたいと思っています。また、あのう、臨床の現場へも●●を繋ぐ、子どもにもお手本にもなるような姿を、今後も努力していければいいと思っています。

最後に、研修医へメッセージ

K:まあやっぱり女性ってやっぱりほんとにそういう出産とか結婚でけっこう生活変わると思うんですけど、やっぱなんか、その、それっていつがいいのかってやっぱり答えはないんじゃないかってすごい思って、自分のやりたいとかそういう気持ちのもとにやっぱ仕事をなんか選んで、ほんと目の前のことを一生懸命やっていくしかないし、やっぱり悩んでないでやってみるのが一番かなっていうのは思いますけど。

W:研修医のときはまだ多分将来が見えてなくて、バリバリ仕事をしていきたいっていったらバリバリ仕事もできますし、子ども生まれて、ああ子どもかわいいなと思って子どもをちょっと大事に、家庭を大事にしたいって思ったら、まあそれでもやっぱり休んでると色々忘れていっちゃうので、こう細く長くでも続けたいって思ったらそれも叶えられますし、その時に自分がやりたいことを叶えてもらえる医局かなっと思います。

WK:私も海外でのあの研修生活とか合わせるとけっこう時間がかかってしまったんですけど、なんかそれに応じて医局の先生方もサポートしてくれるかな。

KB:今、子どもが動いたんですか?

H:動きました。

H:今回3回目の妊娠と出産なんですけど、一人目生んで、二人目生んで、やっぱり日々がほんとに、大変か大変じゃないかって言われたら、ほんとに大変は大変なんですけど、その分生活にメリハリがあって、仕事にやりがいがあって、子どもはほんとにかわいくて、毎日、ま、両親のサポート受けてる、してもらっているんですけど、ほんとに毎日すごい充実していて、まああの、出産して育児した後でもやっぱり戻ってきたいと思える現場があるっていうのはほんとにありがたいことだなと思えているので、今の医局に感謝しています。そういう風に思える医局なので、あの、あんまり不安に思うことも、研修医の先生とかあると思うんですけど、でも、すごくいい医局だなってほんとに思えるので、是非一緒にっていう。なんか個人個人に合わせて色々相談にのってくれるし、いいなって思えます。

働くネフジョ・ネフママ

渡辺 恭子