腎臓再生研究に関しまして(患者様および医療関係者各位へ)

当科腎臓再生チームの研究内容につきまして、以前より各種メディア等で研究に関する記事を取り上げていただいており、その後今日まで多数のお問い合わせをいただいております。現在、相談のための診療予約が入り、通常の一般診療や研究業務に支障をきたす事態を招いております。誠に申し訳ございませんが、腎臓再生に関するご質問等での診察予約は受け付けておりません。また、現時点で再生治療の被検者様募集(治験)などは一切行っておらず、治験等に関する個別のお問合せについてはご遠慮申し上げております。この点、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。尚、患者様個人からのご寄付につきましても遠慮させていただいております。腎臓再生研究につきましては、進捗があり次第、当ホームページへ掲載予定でございますので、随時ご覧くださいますようお願い申し上げます。

東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

The Jikei University Nephrology and Hypertension
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東京慈恵会医科大学附属病院 腎臓・高血圧内科

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働くネフジョ・ネフママ


Neph-jo
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母として、医師として、慈恵医大の腎臓内科で活躍する4名の女性に、
医局の環境やこれからのビジョンについてインタビューさせて頂きました。

お忙しいところありがとうございます。よろしくお願いいたします。それでは、最初にお名前と卒業年数、そして専門の方を教えてください

働くネフジョ・ネフママ

渡邉 真央
2011年 東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
資格:日本内科学会認定医、日本腎臓学会専門医
所属学会:日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会
主な研究分野:慢性糸球体腎炎
プロフィール

W:2011年卒の渡邉真央です。腎炎を専門としています。

K:2009年卒の亀島佐保子と申します。私は代謝班でMBD班に属させていただいております。

H:2010年卒の平林千尋です。代謝班で腹膜透析をやらせていただいております。

WK:2007年卒の渡辺恭子と申します。腎病理班に所属しております。

腎臓内科、慈恵医大を選んだ理由

W:もともと慈恵医大卒で、6年生の時に選択実習で1ヶ月間回って、腎臓は本当にし難しくて、突き詰めて行くと、なかなかわからないことばかりで、一生勉強して行くのに面白いなと思って、腎臓内科に入局しました。

K:腎臓内科をローテーションした時に、わからないことがとても多い科で、やっぱりすごく教えてくださる上の先生が多かったということと、ほんとにみなさん患者さんの為に一生懸命だったりする姿を見て、私もこういうところで働いて、こういう先生たちみたいになりたいなって思ったのが一番のきっかけだったので、腎臓内科を選ばせていただきました。

H:私は他大学卒業なんですけど、慈恵医大の柏病院で研修をして、そのとき内科って言うのは実は全く考えてなかったんですけど、研修医で内科を回らせていただいて、内科がやっぱりすごい面白いって思ったのと、やっぱり尊敬できる、こういう先生になりたいっていう先生方に多く出会えたので、腎臓内科に決めました。

WK:私は海外の大学を卒業しているんですけれども、母校が慈恵医大と姉妹校で、6年生の時に選択実習で慈恵の方に来たんですが、その際、他科を目指していたんですけれども、腎臓内科もその際回らせていただいて、ほんとに先生方の腎臓内科医としてだけではなくて、ジェネラリストとしてのスキルと知識が素晴らしくて、それに憧れを持ちまして、卒業した国で、大学病院で1年間の内科の一般ローテーションを終えた後に帰国しまして、日本の国家試験を受験して慈恵の腎臓内科に入局させていただきました。

子供は何人ですか?

K:女の子の1歳の子どもがいて、ちょっとまだ歩いたりはしないので、皆さんほどはそんなに手はかかってないんですけど、これからどんどん子どもが大きくなるにつれて、また変わってくるんだろうなと思っています。

H:今3歳と1歳。もうすぐ4歳と2歳になるお兄ちゃんと妹がいて、今、妊娠9ヶ月で3番目がもうすぐ産まれます。

W:私はもうすぐ3歳の男の子がいるのと、あと今、妊娠9ヶ月でもうすぐ男の子がもう一人増える予定です。

WK:今、一人息子がおりまして、妊娠5ヶ月で二人目がお腹におります。3歳になってからだいぶ楽になったんですけれども、出産前よりも、全然自分の時間はないような感じがあったんですけれども、なんとか両立しながらやっております。

働くネフジョ・ネフママ

平林 千尋
2010年 高知大学医学部医学科 卒業
資格:日本内科学会内科認定医、日本腎臓学会専門医

出産前のライフプラン

H:ライフプランに関しては実はあまりそこまで考えていなくて、純粋にやっぱり働くのが好きで、ずっと働いて、その働いていく中で、結婚して、妊娠がわかったと言う感じでした。

W:私もまだ、一人目産む前とかはそんなに子どもを持ってる先生って多くなくて、なのでモデルにする先生が全然いなかったなという印象があるんですけど、でも自分がいつ結婚する出産するっていうことがわからないまま、そのとき見ていた上の先生をすごい目標にしていて、研究とかもやってみたいし、先生たちの臨床力もすごいしって思って、それを突き進んで行こうと思ったら、結婚して出産してしまって。ま、そうなったらそうなったで、その後、行き当たりばったりで、今出来ることをやろうみたいな感じに変わっていったので、それまでは将来像は、今の状況とは違う感じでしたね。

K:皆さんの仰ってるってことがすごくわかるっていうか、なんかほんとに子どもを産む前とかは自分の時間というのが全部自分に使えるので、病院にもずっといて、仕事とすごく向き合っていたっていうのがあるんですけど、子どもを産むと、それが自分だけの時間じゃなくなるので、やっぱり効率も考えながら、ほんとにワタナベ先生のいったような、自分の出来る範囲で考えなきゃ行けないし、やっぱり少しずつ増やして行きたいなっていうのは思っているのと、あとはほんとに臨床やっていくとけっこうわからない疑問とか、本調べても出てこないことがたくさんあったりするので、そういった疑問を解決するのに基礎研究の勉強をしたかったので、私は大学院に一度いっているんですけど、そこで勉強したことを今後活かして行きたいなと思っています。

WK:私は本当に行き当たりばったりで、ちょっと計画性がないんですけど、なんかまあとりあえず目の前に目標を立ててそれをひとつずつ乗り切るってことが出産前にはそこまで考えてなかったんですけど、出産してからそれが目標になったかな、それが精一杯なところになりました。先生方がそれをサポートしてくださったので、ほんとに心強かったです。

子育ての心配事

働くネフジョ・ネフママ

亀島 佐保子
2010年 東京慈恵会医科大学 卒業
主な研究分野:CKD-MBD
プロフィール

K:子どもが生まれるというのは、もうほんとにみんな共通してすごい嬉しいことだし、希望と期待がすごい大きいと思うんですけど、さっきもちょっと話してたんですけど、復職したときに、どうやって両立したらいいかなっていうこと、保育園どうやって入れられるところを見つけられるかっていうのがやっぱり一番不安だったんですけど、うちの科はけっこう、働きながらお母さんされている方もいて、相談できる方とか、聞ける方が多かったので、それで心配とか悩みが解決できたと思います。

W:生まれるまでやっぱり何もわからなかったので、生まれて、復職が見えて初めて保育園選びとかどうしようって思って、その時に先輩とかに会って、こうしたとか聞いたりたり、いろんな専門医の受験とかに関してもこうしたとか聞いてやってきたので。

医局として働く環境

H:なんか医局としてやっぱり心強いなって思えるのは、やっぱり人が多いのでマンパワーがあるっていうのがやっぱりひとつ心強いなって言うのと、あとはやっぱり妊娠・出産・育児で臨床から離れてたことがすごい不安だったんですけど、実際復職してみて、現場で毎日学ぶことも多くて、上の先生方、先輩から学べることとかも、教えていただけることも多くて、実は自分でやること、勉強しなきゃいけない部分もあるんですけど、学びの多い現場と言うか、そういうのにすごい恵まれているなって思うので、すごくいいなって思います。

WK:男性の先生方もお子さんをお持ちの方が、子だくさんの先生もいらっしゃるんで、ほんとになんか色々とアドバイスをくださったりとか。

H:男性の先生からこうしたらいいんじゃない?とか。病棟長とか実際アドバイスもらって、買い物はこうすると楽だよとか。色々教えてもらえて。

W:大変な環境をすごいわかってくれる。

H:なんか理解してくださるので。困ったこともすごいわかってくださるので。

W:妊娠しているだけでも、「座ってていいよ」とかすごい皆気を使ってくれるので。

WK:教授も、他で会うと「疲れてない?大丈夫?」とか声をかけてくれるので、みなさんありがたい。

K:特に腎臓内科の男性の先生はすごく気が回るというか、気が使う先生が多くて、それは内科医の細やかさというかそれも含めて。

K:大学院であったリ、勉強の機会だとか、働く機会をほんとに、男女平等にやっぱり与えてくださっているので、それをまあほんとに私たちがどう還元して行くかっていうところで、ほんとにいい機会をたくさん与えてくださっているなっていうのは感じています。

今後のビジョン

W:二人目生み終わって、その後ちょっとまた色々休職とか入っちゃうかもしれないんですけど、でもやっぱり基礎研究はちょっと昔は夢見てたけどそこは諦めて、でも臨床研究だったらまだもうちょっと手を出せるかなと思っていて、子どもがもうちょっと大きくなったらもうちょっと自分の時間も多少は出来ると思うので、そしたら、しっかり臨床はやって、かつそういう臨床研究とかもしっかりやっていきたいなとは思っています。

K:私も大学院に行っていたので、その分の臨床経験はどうしても、そこのブランクがあるので、やっぱりそこは一生懸命勉強して見直したいというのと、臨床やっているとやっぱりなんでこの患者さんは、治りにくいんだろうとかそういういろんな疑問とかあると思うんですけど、そういうのを基礎研究で解決できるように学んだ知識を活かしていきたいなと思って、学びたい後輩にも教えていけるような先輩になっていければと思っています。

H:実際、3人目が生まれてみて、どれだけ忙しくなるかっていうのがわからないんですけど、でもやっぱり働くことが好きなので、細く長く臨床もできればいいと思っています。

WK:私も、臨床研究を、時間ができたらやりたいと思っています。子どもにもお手本にもなるような姿を、今後も努力していければいいと思っています。

最後に、研修医へメッセージ

K:女性って出産とか結婚でけっこう生活変わると思うんですけど、それっていつがいいのかってやっぱり答えはないんじゃないかってすごい思って、自分のやりたい気持ちをもとに仕事を選んで、ほんとに目の前のことを一生懸命やっていくのが大事、悩んでないでやってみるのが一番かなっていうのは思います。

W:研修医のときはまだ多分将来が見えてなくて、バリバリ仕事をしていきたいって言ったらバリバリ仕事もできますし、子どもが生まれて、ああ子どもかわいいなと思って子どもをちょっと大事に、家庭を大事にしたいって思ったら、まあそれでもやっぱり休んでると色々忘れていっちゃうので、細く長くでも続けたいって思ったらそれも叶えられますし、その時に自分がやりたいことを叶えてもらえる医局かなと思います。

WK:私も海外での研修生活とか合わせるとけっこう時間がかかってしまったんですけど、なんかそれに応じて医局の先生方もサポートしてくれるかな。

KB:今、子どもが動いたんですか?

H:動きました。

H:今回3回目の妊娠と出産なんですけど、一人目生んで、二人目生んで、やっぱり日々がほんとに、大変か大変じゃないかって言われたら、ほんとに大変は大変なんですけど、その分生活にメリハリがあって、仕事にやりがいがあって、子どもはほんとにかわいくて、毎日、両親にサポートしてもらっているんですけど、ほんとに毎日すごい充実していて、出産して育児した後でもやっぱり戻ってきたいと思える現場があるっていうのはほんとにありがたいことだなと思えているので、今の医局に感謝しています。そういう風に思える医局なので、不安に思うことも研修医の先生とかはあると思うんですけど、でも、すごくいい医局だなってほんとに思えるので、是非一緒に。なんか個人個人に合わせて色々相談にのってくれるし、いいなって思えます。

働くネフジョ・ネフママ

渡辺 恭子
2007年 ロンドン大学キングスカレッジ医学部 卒業
資格:日本腎臓学会専門医、日本透析医学専門医、英国王立内科学会認定医(MRCP U.K.)