東京慈恵会医科大学 腎臓・高血圧内科

腎臓・高血圧内科の歴史と概要、診療や研究などをご案内しております
HOME
腎臓・高血圧内科について
診療のご案内
教育・研究
入局希望の方へ

教育・研究

HOME > 教育・研究 > 研究班 > 腎生理・代謝班

腎生理・代謝班

1. 慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝に関する研究

慢性腎臓病に伴う骨ミネラル代謝異常(CKD-MBD)における副甲状腺のエピジェネティクスな修飾を解析し、DNAメチル化パターンが変化している事を報告している。また副甲状腺発生に必須な転写因子Gcm2、そしてそのオルソログであるGcm1の腎臓における機能解析をしている。また、近年透析患者においてMg濃度が予後に関与する因子として注目を浴びている。我々はMg濃度にプロトンポンプ阻害剤が関与することを、血液透析患者を対象としたコホート研究により明らかにした (Plos one 2015)。現在、Mgが透析患者の予後にどのように影響するか、FGF-23との関係性を含めて解析を行っている。また、クエン酸第二鉄は血清フェリチンを上昇させるため、日本透析学会統計調査を用いた公募研究により,透析患者において,血清フェリチン・ヘモグロビン・鉄飽和度と生命予後との間には関連性を検討した。

2. 腹膜透析に関する研究

我々は、PD+HD併用療法を世界で初めて実施し、当治療法を推進している。106例の多施設共同研究により,腹膜透過性高値の改善,sCrの低下,貧血の改善,体液過剰の是正効果があることを明らかにした。さらにPD+HD併用療法によりHDと遜色ない生命予後が得られることを明らかにした(Kidney Int 2015)。腹腔鏡検査を用いて腹膜透析液の中性化による腹膜傷害を評価している。AMED研究として極細内視鏡の開発を東北大学との共同研究の研究を行っている。

3. 腎移植に関する研究

我々は、Japan Academic Consortium of Kidney Transplantation (JACK)に参加し、腎移植患者における多施設共同研究を行った。アルポート症候群では、再発は認めず、移植腎予後及び患者予後は他疾患と同等であることを明らかとした。また、HSPN(IgA vasculitis)では、再発率が28.6%と高率だが、再発による移植腎喪失は認めず、この原因として、扁桃摘出術とステロイドパルス療法が奏功した可能性が考慮された。また、当院の腎移植レシピエントのGLCCI1遺伝子の一塩基多型が移植後の高血圧に関連する可能性を示した。

4. 多発性嚢胞腎に関する研究

常染色体優性多発性嚢胞腎はPKD1/PKD2遺伝子異常により発症する遺伝性腎疾患である。我々はこれまでにPKD遺伝子の機能解析、日本における常染色体優性多発性嚢胞腎患者の遺伝子解析を行ってきた。さらに嚢胞形成・拡大機序など疾患の病態を解明し、世界で初めての治療薬開発の基礎研究に貢献してきた。現在、多発性嚢胞腎外来を開設し、患者の治療、情報提供を行うとともに、遺伝子解析および遺伝カウンセリングに関する研究を行っている。


教育・研究
教育研究活動
研究班
研究業績
国内外留学状況
大学院

サイトマップ
Copyright (C) Jikei University School of Medicine Division of Nephrology & Hypertension, Department of Internal Medicine All rights reserved.